黒子っちマジ黒子っち！

タイトルとは全く関係ない話ですが、先日、弟が居間でクッキーを食べながらPCを使っていた。
そして何というわけでもなく、その様子をぼーっと見ていた私。

すると弟が何かゴミを見つけたらしくキーボードに顔を近付けた。

私だったらまったく気にならないのだけど(むしろどこにゴミがあったのかさえわからない)Ａ型の弟には大事件なのだろう

Ａ型って大変ね…

と思っていると、突然弟が空気を吸い込んだ。


ま、まさか!?


と、思った時にはもう遅く、大量の空気とともに口からクッキーの欠片たちが飛散した。


ひぃーっ!!


なにそれ、どーいう事態!?

キーボードの間だという間にクッキーが…

耐えられない。私だったら耐えられない。



しかし呆然としている私を他所に弟はまるで動じた様子もなく、まだその一点を見つめていた。

何がそんなに気になる、弟よ…

わたしゃあんたの吹き出したクッキーの方がよっぽど気になるし、大惨事だよ…


しかし弟は忌々しそうに第二波に備えた


「待ったーーっ！」


思わず制止に入った私に弟は驚いたように「なんだよ」と言う。


「いや、あんた、クッキーが… クッキーが口から吹き出てるから…
何か知らないけど気になるのはわかる。わかるけど、ちゃんとクッキー食べ終わってからにしなよ、ね？じゃないとまた吹き出るから…つか、手で取ったらどうだろう？」


「あ？クッキー？気づかなかったけど。」


いやいや、気づかないわけないだろっ
お前どんな視覚してんだっ

「目の前のPCをご覧くださいよ。そりゃ見事にクッキーの屑まみれですけど」

と言った私に促されて弟が初めてクッキーという存在を認識した模様。

「うをっ！なんだこりゃ！」


そりゃあたしの台詞だよ。
どんな感覚してるんだ



まぁ、とりあえず私のPCじゃなくてよかったよ