黒子っちマジ黒子っち！

先日、ぼーっと道を歩いていたら前方からかなりの視線を感じた。
結構大きな通りで人通りも多かったので、まぁ襲われることもないだろうと思い気付かぬフリ。←前方から襲われることなんて滅多にないだろ
すると、確かに前方には人の流れに逆らって立ち止まり、こちらを見ている中肉中背の男性がいた。
（なんだ？春も近いし変態か？）と思いつつも、特に危害もなさそうなので人ごみに紛れてやり過ごそうとそのまま歩く。
しかし、驚いたことにその男性が人並みを掻き分け近づいてきた。
（まさか実は知り合いだったりした？）と顔を上げるとやはり知らない人。

ひぃー怖い・・・と思っていたら案の定、「ちょっとすみません」と声を掛けられた。

道の端へ連れていかれ不安げにしていると突然コートの裏から見えないように何かを取り出し私に見せた。

「私、こういうものですが・・」

で、視線の先にあったので警察手帳

なぬ！？この人、まさかの私服警官？？

もっと分かりやすくしろよ、私以外の人も絶対皆ただの変態だと思ってるぞ。←失礼すぎる

で、その次に言われたことは

「あの、最近引ったくりが増加してますので、気をつけてください。」

つか、なんでこんなに人が歩いているなか私がその忠告に選ばれた？
あの視線からして相当前から私に絞っていたようだけれど、なぜ・・？

私が何も考えず、ただぼーっと歩いていたから・・？（人にわかるくらいのぼーっとってどんだけだ）

さすが警官だな、それに気付くとは。

でも今思えば本当にあの人警官だったのだろうか
普通に警察の制服着ててもいいじゃん？

と思ったりもした。